理念

子どもは、身近な人や自然等との関わりの中で主体的に学び、行動し、様々な知識や技術を習得するとともに、自己の主体性と人への信頼感を形成していき、家族・学校や社会で様々な人と関わり、豊かな心情、意欲、態度を身につけ、身体的発達、情緒的発達、知的発達や社会性の発達など相互に関連を有しながら、人間関係を築き、社会性を身につけていくとされています。現在、病に伏し、入院生活を余儀なくされている多くの子どもたちが、それらの貴重な時間を医療者や家族といった限られた人としか関わることができなくなっており、深刻な社会問題の1つにあげられています。

私たちは、このような状況に置かれた子どもたちの、「子どもの権利条約」の生きる権利、育つ権利、守られる権利を保障し、一人の人間として尊重しなければなりません。そして「子どもの権利条約」「病院の子ども憲章」に基づき、年齢や症状・体調に適した遊び、レクリエーション、遊び、教育の機会を提供し、子どもたちの成長・発達を後押しできるような社会的支援を手助けすべく、活動することを決意致しました。

代表挨拶

杉山 駿介

Toshiaki Sugiyama

代表

ご挨拶

私は幼い頃から身体が弱く、入退院を繰り返してきました。度々入院して、様々な経験をしてきました。入院中、私は同じ病室の他の患者さんや保護者さんと話をし、困っていることを耳にしました。その当時は、自分に余裕がなく、深く考えることができませんでした。退院して、体調が優れてきたある日、私は「困っていること」を解決することは出来なくとも、何かお手伝いできるのではないかと考えました。そこで現状とニーズを調査した上で活動をすることにしました。

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団体所属メンバー

ボランティア:45人(2021年9月22日時点)